「治す」ではなく「楽にする」ためにできること
子どもの癇癪や落ち着かなさ、集中の続かなさ。
「性格」「特性だから仕方ない」と思いながらも、
どこかで「もう少し楽にしてあげられないかな」と感じていました。
そんなときに出会ったのが、奥平智之先生『食べてうつぬけ』という本です。
この本は、藤川徳美先生の本と合わせて読むと子どもの発達と栄養の関係について理解が深まりました。
『食べてうつぬけ』を読んで衝撃を受けた理由
この本で強く印象に残ったのが、
- 栄養は心や行動にも影響すること
- 栄養を取るばかりでなく栄養を吸収しやすい腸にすることも大事
- 血液検査の栄養療法的な読み方が書かれており、不足していそうな栄養を確認できること
という内容でした。
正直に言うと、最初は
「栄養を意識したからといって、そんなに変わるのかな?」
と半信半疑でした。
でも読み進めるうちに、
「できることから少しずつなら、試してみてもいいかもしれない」
そう思えるようになりました。
血液検査で見えてきた「不足していそうな栄養」
鉄や亜鉛については、
我が子は、栄養療法に理解のある医療機関で定期的に血液検査を受けています。
血液検査の数値をどう見るかについては、
奥平先生の本の考え方をあくまで参考として読み解いています。
※私は医師でも専門家でもありません。
※書籍の内容を断定的に判断することはしていません。
我が家で特に意識した3つの栄養素
栄養を食事+補助的にサプリで意識する中で、
特に我が子に変化を感じたと感じているのが、次の3つの栄養素です。
他にも色々あるのですが、今回は3つの栄養素を試したその後の我が子の変化を紹介します。
① 鉄
- 疲れやすさ
- イライラしやすさ
鉄不足だとこのような症状が出やすいと本に書かれてありました。
食事+必要に応じて補助的に取り入れました。
小1の頃我が子に最初に試したのはレピールオーガニックの「まめ鉄」です。
奥平先生や藤川先生が勧めているサプリではなく、
体内の貯蔵鉄である「フェリチン」を少しでも増やしたくて
こちらは自分なりに調べて購入したものです。
ヨーグルトに入れて飲ませたところ、我が子に飲ませ始めて2週間くらいで、
「今日は穏やかだな」という日が増えていきました。
当時の担任の先生からも「最近日に日に落ち着いてます」と個人面談の時に言われたので
この「まめ鉄」のサプリは、我が子にとっては一番合っていたかと思います。
② 亜鉛
栄養療法に理解のある医療機関にて血液検査を受けているのですが、
食事+サプリで栄養を取っていても、毎回亜鉛不足ですねと言われるほど
我が子にもっとも不足しやすいのが「亜鉛」でした。
(亜鉛は牡蠣などに多く含まれていますね。我が子は牡蠣は大好きです^^)
亜鉛は精神的ストレスや高血糖、加工食品を多く食べるなどでも不足しやすくなるようで、
不足するとやる気が出なかったり、風邪をひきやすくなるといった症状が出ると
本に書かれてあったので、病院で定期的に血液検査を受けながら
我が子には意識的に摂らせています。
亜鉛を摂り始めた頃は先ほどのまめ鉄も一緒に飲んでいたので
どちらがというのははっきりわかりませんが、
車でいうブレーキの部分が少しきくようになり、
なんでもやりたいことを突っ走るだけではなく、
危ないことは「やめておこう」という判断が少しづつできるようになってきたように思います。
ただし、「亜鉛」を摂り過ぎると「銅」が減るなどバランスが崩れることがあるようなので、
取り入れる際は、医師や専門家にご相談ください。
③ プロバイオティクス
腸と脳の関係についても本で知り、我が家では
腸内環境を整えることを意識するようになりました。
栄養を与えるだけでなく、吸収しやすい腸にすることも大事です。
腸内環境が悪ければ、栄養をいくらとっても吸収をあまりしてくれず無駄になってしまいます。
我が子は便秘や下痢のときはなんとなく気持ちも荒れていることが多いですが、
「めっちゃいいバナナうんちが出た〜」と我が子が言っているときは、
メンタルも安定しているように感じています。
亜鉛・プロバイオティクスはiHerbを利用することもあります
亜鉛やプロバイオティクスについては、
我が家ではiHerb(アイハーブ)で購入することもあります。
iHerbは海外製のサプリメントが多く、
日本の製品に比べて、含有量が多いものが多いと感じています。
そのため、誰にでも気軽におすすめできるというよりは、
成分量や体調を見ながら、慎重に選ぶ必要があるという印象を持っています。
今回は具体的な商品名を強くおすすめすることはせず、
「こういう購入先もある」という選択肢の一つとしての紹介にとどめています。
※サプリメントの必要量や合う合わないは人それぞれです。特に海外製品は含有量の多いものもあるため、取り入れる際はご自身の判断で、無理のない範囲で検討してください。
我が子が「目に見えて楽そう」になった
栄養について意識して取り入れてから、
- 気持ちの切り替えが少し早くなった
- イライラの強さが和らいだ
という変化を、我が家では感じています。
我が子が目に見えて楽そうになったと感じているのですが
一番楽になったのは親の私かもしれません。
いつ何をきっかけで我が子が癇癪が起きるかわからない、
一度癇癪が起きると1時間以上続くこともある、
子どもが感情的に爆発すると、よくないとわかっているのに
親の自分も同じように爆発してしまい、
その後壮絶な親子げんかに発展。
その親子げんかの声のボリュームから、もしかしたら通報されていても
おかしくないレベルだったのでは!?と今なら思います(反省)
もちろん、
栄養を摂ればすべての症状がなくなるわけではありませんし、
すべてが解決するわけではありません。
それでも、「親子げんかが減って日常のしんどさが少し軽くなる」
この感覚は、親としてとても大きなものでした。
サプリはあくまで「食事の補助」
我が家では、
- 食事を基本に
- 足りない部分を補助的にサプリで補う
というスタンスを大切にしています。
サプリメントは魔法の道具ではありません。
でも、食事だけでは補いきれない部分を
静かに支えてくれる存在だと感じています。
あわせて読みたい
おわりに|完璧を目指さなくていい
発達と栄養の関係について書かれた本を読んでいくと、
サプリを色々と試したくなりますが、
すべてを完璧にやる必要はなく、できることをできる範囲で取り入れればいい
と私は思っています。
奥平先生の本は、
「こうしなければならない」ではなく、
考え方の選択肢をくれる一冊だと思います。
マンガでとても読みやすいので、
同じように悩んでいる方にとって、おすすめの一冊です。
※本記事は筆者の体験談であり、医療的な診断や治療を目的としたものではありません。
※栄養の必要量や感じ方には個人差があります。取り入れる際は、医師や専門家にご相談ください。

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