わが家の子どもは、中学受験を経験しました。
でも最初から「受験しよう」と親子で決めていたわけではありません。
受験塾に通い始めたのは、小学2年生の頃。
周囲からのすすめもあり、「合うかもしれない」「はまれば伸びるかもしれない」と思い、サピックスという塾に入塾を決めました。
ただ、宿題の量は想像以上でした。
学年が上がるにつれ負担は増え、次第に癇癪がひどくなっていきました。
特に小学4年生の夏期講習後は、親子ともに限界を感じるようになりました。
本人の中には「やめる」という選択肢は、当時なかったように思います。
最終的には父親が説得し、塾をやめる形になりました。
その後の1年あまりは、ゲームやYouTube、テレビの時間が増え、
いわゆる“デジタルに依存しているような状態”になっていました。
少しでもバランスを取り戻したくて、
デジタルデトックスの意味も込めて、親の勧めで週1回スイミングスクールに通い始めました。
体を動かすことで体力がつき、デジタルの時間も、習い事の間だけは自然と減ったように感じています。
「もう受験はしない」
そう思っていた5年生の夏休みの途中、子どもがぽつりと打ち明けてくれました。
「受験はあきらめたけど、心のどこかで、もう一度やってみたい気持ちがある」
親の私自身にも、少し心残りがあったのは事実です。
そこで今回は、以前とは違う形で、
比較的少人数で、体育会系ではない塾を探すことにしました。
このとき初めて、
「受験をする・しない」ではなく、
“どんな環境なら、この子が自分らしく頑張れるか”
を大切にしようと決めました。

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